セントジョーンズワート

セントジョーンズワート

セントジョーンズワートとはキリストに洗礼を授けた洗礼者「聖ヨハネ」のことで聖ヨハネの誕生日とされる6月24日の前後に花を咲かせることから、この名前が付けられました。

和名をセイヨウオトギリソウと言い、「弟切草」の名前は「その昔、鷹匠の名人が鷹につけられた傷に用いる秘薬としていたが、ライバルの鷹匠の娘に惚れた弟が秘密をもらしたため、弟を切った」ことに由来しています。

かつて切り傷や打撲などの外用薬として使用されていて、貝原益軒の「大和本草」には止血の効用が記されています。

利用法

葉や花をお酒の香り付けに使用します。ハーブティーは睡眠の質を向上させ、うつ状態を和らげることができるとされています。 妊娠中・授乳中の使用を避けましょう。医薬品を服用中の場合は使用しないようにしましょう。光感作作用を起こす場合があります。

栽培

地下茎で広がっていくため、生育に苦労しません。水切れを起こさないよう注意してください。株分けで増えます。