ジャーマンカモミール

ジャーマンカモミール

ヨーロッパでは最も歴史のある民間薬で消炎作用、便秘解消、月経痛の緩和、生理不順、美肌効果もあることから「マザーハーブ」とも呼ばれるカモミールの一種です。

花はマーガレットのような形で、青りんごのような香りがするのが特徴です。

古代エジプトのクレオパトラが美肌やリラックス効果のために入浴剤として使用していたことは有名なエピソードの1つです。

こぼれ種でも増えていく強さがあり、他の弱った植物の近くに植えれば、他の植物が元気を取り戻すとされている「植物の医者」という別名も持っています。

利用法

フルーティーな青りんごの香りがすることから、パンやケーキ等のデザートに使用されます。さらに「カモミールティー」には鎮静作用があることで知られ、お休み前のお飲み物としても最適です。(妊娠中の方の飲用は控えめに)美肌成分やリラックス効果も期待できるためハーバルバス・フェイシャルサウナ・シャンプー・リンスなどにも使われます。 キク科のハーブなので、キク科アレルギーの方は使用しないようにしてください。妊娠中の方はカモミールティーの摂取は控えめにしてください。乳幼児は精油を使用しないようにしましょう。

栽培

日当たりと水はけの良い環境で育成します。若干、乾燥気味の方が良いです。一年草のため管理がしやすく初心者におすすめの品種です。